プレスリリース
【新科目「酒学(さけがく)」が誕生 】新潟食料農業大学は、2026年、2027年と、あなたの好奇心のために"進化”し続けます。
教学改革第3弾!2026年度から新科目「酒学(さけがく)」が誕生!
「お酒の勉強」って、実は未来の“超”重要科目です!
第1弾(改革の全体像 )、第2弾(新科目ラインナップ )に続く【第3弾】は、いよいよ新科目の“中身”を深掘りします。
「大学で『酒学(さけがく)』?お酒を飲むわけじゃないし…」と思った、そこのあなた!
「酒学」は、お酒の種類や飲み方を学ぶ授業ではありません。
ここにはあなたの進路や将来の可能性を広げるための「#最先端科学」「#国際ビジネス」「#食品開発」が詰まっています。
新科目を担当する金桶先生が答えてくれました。
「酒学」を説明する3つのキーワード!
キーワード1:微生物「未利用の99%」に挑む!
「最も熱意を注ぐポイントは、酒造りの根幹を支える”微生物”の可能性です」
人類が理解して利用している微生物は、この世界に存在するわずか1%程度。
残りの99%は未利用で大きな可能性を秘めています。
日本の伝統的な酒造りは微生物の性質を巧みにコントロールする卓越した技術に支えられています。
酒学をとおして微生物への理解を深めることは、現在問題となっているエネルギー、地球温暖化、食料問題などへの解決につながると確信しています。
キーワード2:「酒学は世界の扉を開く」
「酒学は世界の扉を開く」。この授業のキャッチフレーズです。
日本の伝統的な酒造りはユネスコ無形文化遺産に登録され、全世界から注目を集めています。世界においても清酒製造場の開設が盛んにおこなわれ、製造技術を学ぼうと来日する人も増えています。
この講義で学ぶ微生物を応用した技術は、新しい発酵・醸造産業の創出や、海外での日本の発酵産業振興への貢献に道が広がります。
またグローバル社会において、自国の文化伝統をしっかり身に着け、海外の人に発信することは非常に重要です。酒学は多文化を理解し、交流を深めるための土台となります。
キーワード3:食農大だけの「超」実践体験
本学の「酒学」は、農業、食品、ビジネスを総合的に学べるのが魅力です。
\ 自分で企画する /
授業を受けて「楽しい!」と感じるのは、自分のアイデアで新規のお酒(例:7色の酒、バニラの香りがする酒など)を企画・製造し、さらにそれをどう売るかのビジネスモデルまで構築する瞬間です。
\ リアルを体験する /
新潟県内の酒造会社での研修をとおして現場から学びのシーズを拾い上げ、問題点に関しての提案をする生きた学びができます。酒造会社に勤める社長さんや社員さんのリアルな声を聞けるのは貴重な経験です。
迷っているあなたへ
「まだ将来やりたいことが明確じゃない…」という方も大丈夫!
酒学では一つの専門的な狭い分野を学ぶのではなく、
原料であるアグリ分野、加工であるフード分野、商業ビジネス、さらに文理融合である伝統的な発酵・醸造産業の歴史と人類とのかかわりを広く学ぶことができます。
これらを学んでいく中で、必ず自分の興味のある分野が見つかります!
酒学で頑張って学んだ学生は酒関連企業や発酵・醸造関連産業への就職、そして自らの起業(国内、海外)など、幅広い分野で活躍できます。
新潟食料農業大学は、“進化”を止めません。 「酒学」のように、あなたの好奇心を刺激する新しい学びが、これからも続々と生まれていきます。
あなたの「これ、面白いかも?」という好奇心を、ぜひ食農大の酒学で未来を変える「力」に変えてみませんか。
これからも続々と改革の内容を公開予定です!楽しみにしていてくださいね。
前回の内容はこちら!