授業紹介
思いやり、情熱、いつもいっしょに―。高力ゼミ「勝手にプレゼン」ブルボン本社で実現
ビジネスコース・高力ゼミナール(指導教員:高力美由紀教授)では、授業の一環として、企業に対して学生が自主的に企画・提案を行う「勝手にプレゼン」というユニークな取り組みを実施しております。
このたび、同ゼミに所属する3年生5名が、株式会社ブルボン様に対し、独自調査に基づく「マーケティングコミュニケーション戦略」の提案プレゼンテーションを行いました!
本提案は、学生自らが実施したアンケート調査に基づき、若年層における“お菓子離れ”の背景を分析したものです。特にZ世代には①随伴機能➁覚醒・機能補完➂気分転換・リセット、という3つの喫食動機が存在する点に着目し、ブルボン商品のさらなる「価値創出」を目指した提案を実施させていただきました。
学生たちは、お菓子を従来の「味わう食品」としてだけでなく、「生活を支える道具」として再定義する視点を提示し、Z世代の生活行動に寄り添う 「4つのスイッチ(没入・集中・会話・回復)」 を中心概念として、以下の3つの戦略を提案いたしました。
提案①ブルボン・ワンハンド・プロジェクト
一口サイズの商品を、デジタルネイティブの没入時間を支援する“ギア(道具)”として再定位する施策です。
ブルボン様の手指が汚れにくい構造、一口で食べやすい形状、破片が散らかりにくい特性を活かし、 新規パウチ容器の導入、そして「スマホ・セーフ」ロゴの展開など、利用環境に即したパッケージ戦略が提案されました。
提案➁キャンパス・アーカイブ
学生のお菓子離れの一因を「関心の低下」ではなく「接点の消失」と捉え、大学キャンパス内にブルボン商品を無料設置することで、学生の日常生活に自然と再接続させる取り組みです。
さらに、学生の無意識的な選択行動を可視化する「投票ゴミ箱」を設置し、嗜好データの取得・分析を可能とする仕組みも提案しています。
提案➂ブルボン・ブーケ
多様なブルボン様の商品を活かし、お菓子を花束のようにアレンジした“食べられるブーケ”を企画するものです。
「会話のきっかけ」や「気分の回復」といった心理的効果を促すコミュニケーションツールとして位置づけられており、「枯れない花束、食べられる思い出。」というコンセプトのもと、新たな贈答体験の創出をご提案しました。
以上の3提案はいずれも、ブルボン様の商品の価値をZ世代の日常生活、および記憶の中に自然に浸透させ、「気づけばそばにある存在」としての位置づけを強化することを目的としました。
今回の機会においては、ブルボン様が学生の熱量に劣らぬ真摯な姿勢で向き合われ、学生のプレゼンテーションに対して高い評価と、時には厳しく、的確かつ建設的なご指摘を賜りました。これらの貴重なご意見は学生にとって大きな学びとなり、「大変有意義な経験をさせていただいた」との実感とともに、次なる挑戦への原動力へと確実に転化されております。
プレゼン終了後には、柏崎市内を一望できる本社最上階へご案内いただくという貴重な機会もご提供いただき、学生にとって忘れがたい体験となりました。