授業紹介
糸魚川市内の農家さんと共に、ナシ「新碧」の袋掛け作業をしました
6月16日、糸魚川市内のナシ畑において、本学アグリコースの松本ゼミに所属する4年生7名が、ナシの新品種「新碧(しんみどり)」の袋掛け作業に参加しました。「新碧」は本学アグリコースの松本教授が開発に携わった新潟県のオリジナル品種です。糸魚川市ではヒスイのような透明感のある「新碧」を地域の新たな特産品にしようと栽培に取り組んでおり、今年で植え付けから3年目を迎えています。
当日は、品質の良いナシを育てるための摘果作業を行った後、果実を病害虫や傷から守るための袋掛けに挑戦しました。初めは慣れない作業に苦戦する学生もいましたが、農家の皆さんから丁寧な指導を受けながら作業を進め、予定していた袋掛けを無事終えることができました。
作業の合間には、松本先生が農家の皆さんへ剪定方法について助言を行い、栽培に関する意見交換も活発に行われました。稲作が盛んな糸魚川市において、ナシの産地化に挑戦する取り組みは地域農業の新たな可能性として期待されています。
作業後には市内の食堂で、ナシをテーマとした卒業研究の中間報告会と意見交換会が開催されました。学生からは、袋製造業者と連携して進めている「効率的で経済的なナシ袋の開発」について発表が行われ、農家やJA関係者から大きな関心が寄せられました。
今後は9月頃に収穫を行い、本学で品質分析を実施する予定です。その成果は11月から12月頃に糸魚川市で報告される予定となっています。今回の活動を通じて、学生たちは農業技術だけでなく、地域と連携しながら新たな産地づくりに挑戦することの大切さを学ぶ貴重な機会となりました。