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『JBCF全日本トラックチャンピオンシップ』多田雄飛 選手2日連続入賞!!

12月4日~5日にかけて2日間で行われたJBCF全日本トラックチャンピオンシップに学生7名が出場し、多田雄飛選手がスクラッチとオムニアムにおいて3位入賞を果たし、全日本選手権への出場資格を獲得しました!

大会結果は以下の通りです。

スプリント

恩田 莉玖(食料産業学部1年) 1/8決勝進出

原田 龍治(同4年)予選敗退

 

スクラッチ

多田 雄飛(同4年) 3位入賞

福島 唯暉(同2年) 6位(オープン参加)

酒井 章剛(同1年) 7位

早坂 隆 (同1年) 11位

二森 息吹(同1年) 14位

 

ケイリン

原田 龍治(同4年) 7-12決定戦進出

 

1kmタイムトライアル

恩田 莉玖(同1年) 6位 

早坂 隆 (同1年) 7位

 

オムニアム

多田 雄飛(同4年) 3位入賞

 

1日目スクラッチは食農大生が5名で、スタート人数的に有利な中でのスタートでした。全員で協調してレースを展開していくものだと思っていましたが、1人1人自分の力を試したかったようで部員同士で火花を散らしていました。3位争いに福島選手、酒井選手、多田選手が食い込みましたが結果は多田選手が3位に入りました。

 

2日目オムニアムではスクラッチ、テンポレース、エリミネーション全ての種目を6位以内でゴールし、途中順位は4位でした。3位との差が8ポイント、5位との差は2ポイントなので最終レースのポイントレースの結果次第で最終順位が大きく変わる点差です。1位~5位までの点差が近かったため、多くの選手からマークされていた多田選手。周りの選手と協調しようとしてもなかなかしてくれない、もどかしい時間が続きましたが、9ポイントをつかみ取り3位入賞を果たしました。レース終了後には、ポイントレース中ずっと多田選手をマークして動きを確認していた2位の橘田選手と笑顔で会話する場面も見受けらえました。


1位の武智選手とポイントを奪い合う多田選手

 

多田選手からコメントをいただいています。

「新潟食料農業大学の選手として最後のトラックレースとなりました。インカレ、国体が終わり、卒論が忙しくなり練習不足気味でしたが、最後のトラックレースで全日本選手権の資格を得られたので良かったです。トラック競技については最後になりましたが明治神宮クリテリウムが残っているので引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。」


オムニアム 表彰式

 

今回の大会で「学生として出場するトラックレースは最後」と話していた多田選手でしたが、最後に有終の美を飾ってくれました。インカレで惜しくも入賞を逃してから約3カ月の間自身の卒論と練習を並行していたため、あまり自転車には乗れていなかったようですがブランクを感じさせない走りでした。2022年国体スクラッチ予選1位通過、2019年白馬クリテリウム優勝など4年間、チームのエースとして部を牽引してくださいました。これからの活躍にも期待しています!

 

菅野愛華(食料産業学部2年)


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