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【第75回】英語のこぼれ話 ― その5 空耳英語

 

昨年4月に雑誌「プレジデント」を読んだときに楽しかった話を思い出して書いています。
特集は、「中学英語でペラペラしゃべる(1200単語)」 でした。
面白そうなところだけを抜き出してみましょう。

 

1.堀った芋いじるな = What time is it now ?
(知人によれば、これは「ジョン万次郎」がそう伝えた逸話なのだともいいます)
2.どういう飲み? = Do you know me?
3.幅、ないっすね~ = Have a nice day!
4.稚内、どう? = What can I do?
5.あ、どなたさ~ん? = I don’t understand.
6.兄い、移住 = I need you.
7.アホ、みた~い = Ah, hold me tight!
8.荒井・注 = I’ll write to you.
9.稚内、せ~い! = What can I say?

 

英語に強くなる本

これは半世紀以上前1961年に発刊されたものですが、
「文法・文章英語」とは全く異なる切り口のユニークな事例が多く紹介されていました。
記憶をたどって再現します。

1.単語だけ繋ぐ
 ⇒ファーザー・マザー・浅草・ゴー!

2.聞いた英語を日本語に置換え
 ⇒What time is it now?→「掘った芋、いじるな?」(前出)

3.アクセントを強調
 ⇒電車の切符を買うとき、West Kensington(ロンドン)を
  「ウ・エ・ス・ト=ケン・シン・トン」と平らでなくて、
  <上っ杉ー・謙・信(しーん)>と塊りと部分を強調する。

4.英米人が話すのを子供が聞いて
 ⇒英語では、<赤=ウレ!> <白=ワイ>だ。

5.荷揚げ場のアメリカ兵「でっけえ、でっけえ!」、江戸っ子のようだ。
 ⇒ いや、いや、Take care, take care!「気をつけて、気をつけて!」の聞き違えだった。

正確性には欠けるが、いずれも強いインパクトであったことだけは確かです。

 

真似→記憶→変化→コンテンツ

NAFUで4年間学ぶ英語の目的はただ2つ、

①インターネットで海外と情報交換できる
②自分が生産・製造した産物のプレゼンテーションができる、です。

流ちょうである必要はありません。
90分×30コマ×4年間、これで「中味で勝負、通じる英語をGet」といきましょう。

 


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