食農大の日常
【キャリアセンター】7/14(水)3限 株式会社諸長 業界研究セミナーを開催いたしました!
7月14日(水)、3年生向けの就職支援として、株式会社諸長より総務部経理課課長 駒形めぐみ 様、営業部営業課課長 佐藤一樹 様をお迎えして業界研究セミナーを開催いたしました。
お米の卸売業として新潟県内の小売店だけでなく全国的に有名な大手企業とも取引をしている諸長様。農家さんと企業と、そしてその先の消費者とをつなぐ重要な役割を担っておられます。精米能力、白米取引量など県内トップクラスの工場も持っておられますが、今まで成長を続けられたのは、非常時における配給スピードの速さなど、信頼の積み重ねが大きかったそうです。
その成長の秘訣や、実際の業務内容について、取り組みや工場のスケールの大きさや職種ごとといった視点で解説していただきました。
中でも学生たちが関心を寄せていたのは無洗米の加工について。
タピオカ(キャッサバでんぷん)を用いて糠を取っていると解説いただきました。リアクションする間もなく聞き入っていた学生たちでしたが、その後の質問タイムでも糠の取り方が話題に上がったほか、事後アンケートでも「興味深い」「衝撃的だった」と感想が出ていました。
そのほか就職活動の際、スーパーマーケットに行って食品メーカーの企業研究を行う方法や、内定受諾先を迷った際に企業を比較する方法など、就職活動の先輩としてのアドバイスもいただきました。
最後の質問タイムでは『新之助』の流通の状況や、営業活動についてなど、コースごとの専門分野関係なく学びを活かした質問が飛び交いました。
『フードチェーン』全体を学べる本学の学生と、農産物を加工し、『フードチェーン』の一角を担う商社様ならではのやりとりがあり、今後の就職活動に向けた学びを深めるだけでなく、大学での学びを再確認するという意味でもとても貴重な時間となった90分でした。