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【高大連携事業】新潟市立万代高等学校の皆さんが来学されました!

8/19(金)、新潟市立万代高等学校 理数コースの皆さんが「サイエンスキャンプ」で胎内キャンパスに来学され、本学のアグリフードビジネスの各コースのプログラムを体験していただきました!

 

はじめに、中井裕副学長による大学概要説明で、本学の特徴やカリキュラムについて紹介。
「食」「農」「ビジネス」について幅広く学ぶ意義について知っていただきました。

 

続いて、アグリコースのプログラムでは「イネ(お米)を取り巻く様々な問題について考えてみよう」をテーマに、田副雄士先生と伊藤崇浩先生による講義を受けていただきました!

まずは、イネ(お米)を取り巻く問題についてを考えるグループワーク。
耕作放棄地や消費量の減少、農薬、高齢化など、皆さんの鋭い視点で様々な意見があがりました!

その後は、圃場でSPAD計(葉緑素計)などの機器を使いイネの生育状況を調査。
生育状況を知ることで適切な栽培管理ができ、収量の確保や品質の安定化に繋がります!

その後は、顕微鏡でイネ、大豆の茎の断面を観察。皆さん真剣な表情で顕微鏡を覗き込んでいました!
イネが水の中でどのように生育に必要な酸素を確保しているのか、その秘密を知ることができました!
また、穀粒判別機や米粒食味計を用いてお米の品質測定も行いました。


午後からのフードコースのプログラムでは、「米の性質と加工性を学ぶ」をテーマに吉井洋一先生と阿部憲一先生による講義を受けていただきました!

色々なお米(もち粉、白玉粉、うるち粉、高アミロース米粉)のヨウ素呈色度を測定。

また、それぞれの米粉で作った団子を用い、テンシプレッサーで硬さも測定しました。

お米の種類により反応が違うことを、実際に数値で確認。
食品を加工する際も、それぞれの特性に合わせて加工する必要がありますね!

 

最後は、斎藤順先生によるビジネスコースのプログラム
「稲作の歴史と多面的な役割」をテーマに、農業という公益的な仕事や日本の稲作について考えるグループワークを行っていただきました!

“私たちは年間どれくらいのお米を消費しているのか?”
“週におにぎり1個分多くお米を食べると、どのくらいの広さの農地を賄えるのか?”など皆さんで考えていただきました。

 

研修を通して、普段何気なく食べている「イネ・お米」の生産やその歴史、またそれらを利用した食品加工について理解を深めることができたのではないでしょうか。

万代高等学校の皆さん、1日お疲れ様でした!
ひまたNAFUに遊びに来てくださいね!

 

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