食農大の日常
2022年度日本語能力試験(JLPT)N1合格者表彰をしました!
本学には現在、59名の留学生が在籍しています。それぞれの出身国・地域は中国、ベトナム、ネパール、インドネシア、韓国、台湾、アメリカとさまざまです。みなさん、日本人学生と共に日本語による授業や実験・実習を受講しながら、次代の食と農の発展に貢献する人材となるべく、修学に励んでいます。
留学生にとって、日本語能力の向上は専門知識の修得と共に重要なことであるため、本学も日本語教室を開催し、留学生の日本語能力向上を支援しています。
その目標のひとつとして日本語能力試験(JLPT)の上級合格を目指しています。
2022年度に実施されたJLPTにおいて見事N1に合格した留学生を表彰しました。
N1合格者は嬉しそうに、また誇らしげに表彰状を受け取り、見ている留学生からも大きな拍手が送られました。
JLPT N1は日本語能力試験の最上位の級であり、「幅広い場面で使われる日本語を理解することができる」レベルとされていて、2022年度第1回の合格率は24.3%です。
表彰式の後、2名の学生にインタビューをしました。
<留学生とのインタビュー>
Q: どのように勉強しましたか。
A: 聴解が苦手なので、シャドーイングをたくさんしました。
Q: N1合格に向けて、大変なことはありましたか。
A1: 何度目かの挑戦で、試験会場の雰囲気にも慣れていたし、準備もよくできたので、大変なことはなかったです。
A2: 語彙が苦手だったので、たくさん文章を読む練習をして、意味を調べました。大変でした。
Q: これからも日本語の勉強をしますか。
A1: はい。これからは日本語での論文の書き方を勉強します。
A2: はい、もちろんこれからも日本語を勉強します。日本の映画やドラマをたくさん見て、字幕なしで見られるようになりたいです。
留学生の努力が実を結び、本学としても嬉しく思います。
これからも留学生の日本語能力向上、そして日本語能力試験の合格者の輩出を、本学として全力で支援してまいります。
参考:JLPT過去試験データ