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【研究紹介】新潟食料農業大学の生物相調査 アグリコース鈴木 浩之 講師<PART1>

本学では食・農分野の様々な研究を行っております。
PART1の今回はアグリコース 鈴木 浩之講師による研究「新潟食料農業大学の生物相調査~下越地方の有機農業モデルケースとして~」を紹介します!



研究概要

環境への配慮から今後拡大していくことが予想される有機農業ですが、化学農薬を使わないことで、これまで大きな問題にならなかった作物病害が多発する危険性があります。
この研究は、新潟食料農業大学の有機圃場をモデルケースとして、下越地方で発生しやすい植物の病気を調査し、図鑑としてまとめ、適切な防除法を考案するための基礎情報として活用できるようにすることを目的としています。





植物の病気をより深く知ることができれば、新たな防除対策を考案することもできるという今後の農業にとって非常に大切な研究です。
図鑑の完成をお楽しみに。



高校生のみなさんへ

この調査では、様々な植物の病気が採集されます。野外調査から病原体の特定まで学生の協力が欠かせません。植物を病気から守りたい人から病原体自体に興味がある人まで、学年を問わず一緒に調査をしてくれる人を広く募集しています。興味がある人は入学後、一緒に調査しましょう!


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