社会連携活動
【活動紹介】若い年代に『こしいぶき』を知ってもらうためには?<3年次ビジネスコースゼミ活動>
現在、社会連携活動の一環で、新潟県燕市にある株式会社ほしゆう様と連携し、顧客の課題をビジネスコース3年生のゼミ活動で①ヒアリング→②調査→③提案等の報告のスキームを進めています。
ビジネスコース 青山 浩子 准教授のゼミでは株式会社ほそかわ農場様について、ヒアリング、調査等を実施し、最終報告の準備に取り組んでいます。
12/12(月)のゼミ活動では、株式会社ほそかわ農場 代表取締役社長 細川 寿和様をお招きし、報告会を実施しました。
まずはゼミ生から調査内容と結果を報告。今回はほそかわ農場で栽培しているコシヒカリ、こしいぶきを中心に調査。
世界と日本における生産量、消費量やSNS上での反応、東日本・西日本における食文化の違いから推測する相性の良い米の品種などについて報告しました。
中国出身の学生は中国との比較や中国でのコシヒカリについてのイメージについても報告。中国の高級日本料理店ではその多くがコシヒカリを使用しており、良い印象を持っているそう!
調査を踏まえ、ゼミ生はコシヒカリとこしいぶきの2品種について、世代や出身地について好みが分かれるのではないかと考え、学生・教職員に対し、食べ比べ・アンケートを実施。
「若い20代では米離れが進んでいるのでは」という学生の予想と裏腹に米を食べる頻度は20代が30代を上回っていることが分かりました。
様々な調査結果から「若い世代に『こしいぶき』について知ってもらう」ことが重要とし、3つの提案を行いました。
① 全国各地の大学祭でお米を販売、認知度拡大
全国の大学に通う学生、さらに大学祭に訪れる地域の方々を対象に米を販売し、ほそかわ農場について知ってもらうことを目的とし、購入した人にはHPのQRコードを記載したチラシを配布。
② 新たなパッケージ作成
意外性、機能性を求めた斬新なパッケージの作成。
実際にイメージとして男子学生向け、女子大生・OL向けの2種類のイメージを提示してくれました。
③ インターネット販売の強化
チラシ等にQRコードを記載しHPへの流入導線の強化を図る。
提案後、細川様からアドバイスをいただきました。
新事業や課題解決の際には最終的なゴールを設定し、そこから逆算してペルソナの設定、内容の検討が必要と教えていただき、それぞれの報告、提案に対して丁寧に助言をいただきました。
また、既存のパッケージのこだわりや、SNS投稿での決まりについても教えていただき、ブランディングの重要性についても学ぶことができました。
今後はいただいたアドバイスをもとに、1月の最終報告に向けて内容をブラッシュアップしていく予定です。最終報告が楽しみですね!
細川様、お忙しい中ありがとうございました!
■関連リンク■
・株式会社ほしゆう
・株式会社ほそかわ農場
https://www.sanko-rice.jp/
【これまでの活動の様子はこちら】
■2022.11.14_食品パッケージ会社との連携事業はじまる
■2022.12.12_じょんのび館視察訪問(岩坂ゼミ)