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いくとぴあ食花体験農園での野菜栽培活動 ~夏休み子どもお料理教室編~

新潟市中央区にある【いくとぴあ食花 体験農園】にて、新潟食料農業大学専用区画を設けていただき、学生たちが夏野菜の栽培に取り組んでいます。
育てる野菜は、オクラ・枝豆・小玉スイカ・ミニトマト・バジル・なす・ピーマン。
7月中はたくさん収穫できました!




【胎内市 夏休み子どもお料理教室開催】
今回ご紹介するのは、2025年7月27日(日)胎内市ほっとHOT中条にて開催された『米粉のピザを作ろう!夏休み子どもお料理教室』です。
いくとぴあ食花の体験農園区画にて、本学学生が栽培した夏野菜と、胎内市の米粉を使い、子供たちがピザ作りに挑戦しました。

【野菜収穫】
まずは、開催に向けて担当学生と、ご協力いただいた胎内市地域おこし協力隊員さんと共に、ナス・ピーマン・バジル、そして待望の小玉スイカを初収穫!






【事前準備】
開催当日、学生・胎内市職員の皆さんで、材料を計量したり、カットしたりといった下準備をして、子供たちを迎える準備をします。






【集合・身支度】
時間になり、続々と集まる子供たち。送っていただいた親御さんと離れて、子供だけで参加します!!エプロンや三角巾を手伝ってもらい、手を洗って準備万端!






【米粉ピザ生地作り】
注意事項の説明を受け、みんなで「がんばるぞー!」と気合を入れていよいよスタート!計量された米粉を使って、ピザ生地を作ります。
麺棒で上手に延ばして、きれいな丸にしたり、個性的な楕円になったり、それぞれ好きな形で生地ができました。









【具材の盛付け】
ピザ生地が完成したら、好みの具材を盛り付けます!ナスやピーマンは、いわゆる“子供の嫌いな野菜ランキング”では常に上位・・・。子供たち、使ってくれるかな?という不安をよそに、たっぷり野菜を盛り付けてくれました!!!!!♪






【オーブンで焼いて完成】
玉ねぎ大好きという女の子のピザは、火が通るかな?と不安になるほど山盛りでしたが、ちゃんと完成しました~












【お待ちかねの食事タイム】
調理室から移動して、みんなで「いただきます!」をして、自分で作ったピザを食べました!「今日は自分で作ったから、嫌いな野菜も食べるんだ!」という、がんばり屋さんも!








【宿題タイム&お楽しみ会】
食事のあとは、それぞれ夏休みの宿題を持って来てもらい、大学生のお兄さん・お姉さんに教わりながら、勉強もがんばりました!





おやつとして、スイカジュースでリフレッシュしてもらいました!






最後は、クイズなどレクリエーションの景品として、胎内市内の農家さんからご寄付いただいた農作物も含め、野菜やスイカをプレゼント。
はじめはお互いに緊張していた子供たちや学生でしたが、食事を始める頃にはとっても仲良しになっていました♪





【代表学生・塚本さんの感想】
 まずはとても楽しかったです。
 準備の段階で、地域おこし協力隊の竹林さん・市役所の方とたくさん打ち合わせをし、それが形になったことが嬉しかったし達成感がありました。
 人数が集まるのか、楽しんでもらえるか、不安はたくさんありました。打ち合わせの段階でも試行錯誤して包丁を使わないメニューにすることや、デザートをサプライズのようにしたら喜んでもらえるのではないかなど市役所の方々と考えました。竹林さんをはじめ皆さんがずっとサポートしてくださり、温かい言葉をかけてくれたこともあり大成功となりました。
 当日感じたことは、小学生の元気さやパワフルさです。すごくパワフルでこちらが元気をもらいました。どんな話をしたらいいのか分からず私自身も緊張していましたが、小学生のみんなが話しかけてくれてすごく良い雰囲気で作ることができました。

【学生・本田さんの感想】
 夏休み子どもお料理教室を通じて、私自身のコミュニケーション力を高めることができ、とても貴重な経験となりました。また、子供たちの無邪気な笑顔には、たくさんの元気をもらいました。
 私はこれまで、子供に料理を教えた経験がなく、正直なところ最初は不安が大きかったです。そんな中で私が意識したのは、「楽しい雰囲気を作ること」でした。学年や好きなこと、学校の話など、さまざまな雑談をするうちに子供たちとの距離が縮まり、最後には緊張もすっかりほぐれて、一緒に楽しくピザ作りをすることができました。
 苦労した点は、小学生にも分かりやすいように作業工程を説明することです。この点については、周囲のサポートをいただきながら乗り越えることができました。
 子供たちが自分で作ったピザを笑顔で頬張っている姿を見たとき、教えることのやりがいや喜びを強く感じました。さらに、自分の班の子供から「楽しかった」と言ってもらえたときは、本当に嬉しく、頑張ってよかったと心から思いました。
 また、竹林さんをはじめとする多くの方々には本当にお世話になりました。私は途中から“助っ人”のような形で参加させていただいたのですが、そんな私のことも温かく迎えてくださり、とても嬉しかったです。このような素敵な方々とともにイベントを成功させることができ、本当に嬉しく思います。



ご寄付やご協力いただきました、胎内市の皆さま、大変ありがとうございました。
ご参加いただきましたお子さんたち、保護者の皆さまもありがとうございました。
アンケートでも、お子さんたちが楽しんでくださったと感想をお寄せいただきました。

また、今回定員10名に対し、多くのお問合せを頂戴いたしました。受付開始日に満席となってしまい、申し訳ございませんでした。年内に再度、子どもお料理教室の開催を検討中ですので、是非ご参加いただけますと幸いです。

次回のいくとぴあ農園通信は、枝豆の収穫編をお届けします♪
次回もお楽しみに!


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