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【社会連携活動/卒業研究編】株式会社ブルボン様との連携研究が完成

本学フードコース4年生の久野良介さんが、株式会社ブルボン様の協力のもと進めてきた卒業研究「菓子類のパッケージの色彩に関する研究 -若年層の意識やライフスタイルの視点から-」が、無事に完成し、株式会社ブルボン 統合企画部 商品デザイン室の皆様への発表報告会が実施されました。
久野さんは3年次より「お菓子のパッケージデザイン」をテーマに研究を深めたいという強い意欲を持ち、今回、地域を代表する菓子メーカーであるブルボン様との連携を通して、その思いを形にしました。
本学は2025年8月に同社と包括連携協定を締結し、食品および関連産業を中心とした地域振興や人材育成を推進しています。今回の卒業研究は、その連携の一環として実施されたものです。

研究では、グミと煎餅のパッケージを対象に、色彩が消費者のイメージ形成や購買意欲にどのような影響を及ぼすかについて、アンケート調査をもとに分析しました。
久野さんは「研究の過程で、パッケージの色彩は商品の購買につながる重要な因子であることには間違いないが、好き嫌いといった単純な比較が難しく、研究を進めれば進めるほど、消費者行動の複雑さにも直面した」と振り返っています。これらの気づきは、消費者分析の難しさと奥深さを体感する貴重な学びとなりました。
また、久野さんは「アンケート調査の設問、インタビュー調査など、ブルボンさんのような企業の方と直接ご相談できるチャンスはなかなか得られないと思いますし、大変勉強になりました。」と話してくれました。

ブルボン様は一昨年100周年を迎えた歴史ある企業であり、長年親しまれてきたパッケージデザインへの信頼性に加え、社内には積み重ねられたデータが豊富に蓄積されています。近年では生成AIも活用しながら、時代のニーズに応じた新パッケージの企画・開発にも取り組んでいることを教えていただきました。長い歴史の中で積み重ねてきた知識と、新しい技術を組み合わせて商品づくりを続けているブルボン様。そのような取り組みに学生が触れ、卒業研究としてご協力いただけたことは、とても貴重な経験となりました。

今後も本学は、地域企業との連携を深めながら教育・研究活動を推進してまいります。
ご協力いただいた株式会社ブルボン 統合企画部 商品デザイン室の皆様に、心より御礼申し上げます。


(左からフードコース指導教員田口准教授、久野さん、吉井教授)



(発表時の様子)





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