N-mag

【研究紹介】桃崎浜連携活動 第三弾 桃崎浜集落の方々から土地の生活や浜の植生を伺いました。

6月4日、基礎ゼミⅡの授業の一環として、アグリコース2年生11名と4年生1名が岩本先生とともに胎内市桃崎浜を訪問しました。当日は天候にも恵まれ、現地の自然環境や地域住民の皆様の活動について学びました。
 最初に訪れた「はまなすの丘」では、桃崎浜の海浜植物の現状について説明を受けました。本来多く見られるはずのハマナスが減少し、外来種であるブタナが広がっている様子を実際に観察し、外来種が地域の自然環境へ与える影響について理解を深めました。


「ハマナスの丘」

「ハマナス(濃いピンク)とブタナ(黄色い花)」


その後、桃崎浜集落センターへ移動し、区長さんをはじめ地域住民の方々との意見交換を行いました。近年、ニセアカシアやタラノキ、ツタウルシなどが増加し、周辺の植生が変化していることや、かつてはハマボウフウやハマエンドウなどの海浜植物が食用として親しまれ、畑でも栽培されていたことなど、地域ならではの貴重なお話を伺うことができました。
 また、長年にわたり桃崎浜の保全活動を行ってきた「ハマナスの会」の活動についても紹介していただきました。雑草の除去やハマナスの補植、清掃活動などを継続して行ってきた一方で、ネナシカズラやブタナの除草に苦労したことや、植樹したハマナスが定着しなかった事例などから、自然環境を維持する難しさを学びました。


「桃崎浜集落センターでの集まり」①


「桃崎浜集落センターでの集まり」②


今回の訪問では、学生たちが地域住民の皆様から直接お話を伺うことで、自然環境の変化や地域資源を守り続けることの重要性について理解を深める貴重な機会となりました。現地での観察や意見交換を通じて、地域課題を自分事として捉える姿勢も見られ、学びの多い実践的な活動となりました。ご協力いただいた桃崎浜集落の皆様に心より感謝申し上げます。今後も新潟食料農業大学では、桃崎浜における海浜植物の観察や調査活動を継続し、地域の皆様と連携しながら自然環境の保全と地域の魅力発信に取り組んでまいります。岩本ゼミを中心とした今後の研究活動にもぜひご注目ください。

過去の桃崎浜連携活動はこちらから
第一弾:https://nafu.ac.jp/magazine/social/entry-7984.html
第二弾:https://nafu.ac.jp/magazine/social/entry-7986.html


関連記事