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【授業紹介】「経営改善」の取組みについて」<起業イノベーション論>

2年次必修科目『起業イノベーション論』では、食品産業・農業分野において起業をしている方や革新的な事業を展開されている方をお招きして、講義を行っていただいております。

 

今回は、新潟市秋葉区にて、最新技術を導入しお米や旬の野菜を栽培されている、株式会社白銀カルチャー 代表取締役 荒木康男 様にお話しいただきました。

株式会社白銀カルチャーは、2000年に圃場整備事業を見据え、担い手6戸で、生産組合を設立し共同化されました。2003年には『ライスセンター』の建設を機に法人化をし、有限会社白銀カルチャーを設立。2013年株式会社白銀カルチャーに組織変更し現在に至ります。

まずは、農業政策の変遷と時代背景、事業内容や経営戦略をお話しいただき、離農対策として担い手の受け皿となり、耕作放棄地を無くすことで、農地を荒らさず地域を守る地域貢献に重点を置いている事や、そのためにも法人として継続できるために、収益性を向上させることも大切にされているということをお話いただきました。

 

また、「新潟市スマート農業複合経営モデル実証コンソーシアム」に参加され、最新技術を導入し、ロボットトラクター・ロボットコンバイン、農薬散布ドローン、自動給水栓・水田センサーといった様々なスマート農機を導入し、実証することで、スマート農業を推進する取り組みを行っているとのことで、企業としての新しい取り組みを教えていただきました。

最後には、「皆さんの将来に期待しています」とのお言葉もいただきました。
これからの食料産業を担う学生たちにとって、大変学びの多い時間となりました。

 

株式会社白銀カルチャー 代表取締役 荒木 康男 様、貴重なご講義をありがとうございました。

≪関連リンク≫

株式会社白銀カルチャー


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