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【授業紹介】きのこについて≪農産物利用学≫

フードコース3年生の選択科目≪農産物利用学≫では、農作物の分類から作物中の主要栄養成分(炭水化物、脂質、タンパク質)の特徴や機能性、製品への応用についてなど、各種農産物の加工・利用法とその科学的な意義について学びながら、最近の新しい加工技術の紹介とその製品などについても学びます。

 

7/11(月)の講義では、新潟きのこ同好会事務局の松本 則行様よりきのこについて講義をしていただきました。松本様は新潟県の職員としてきのこと山菜の研究を長年されてきた方です。

きのこの利用の方法について、様々な種類がある中で、食用できるもの、食べると毒があるものなど、特性についてお話いただきました。

 

世界で名前のつけられているきのこの種類は約20,000種、日本で名前のつけられているきのこは約3,000種ですが、日本に生息しているきのこの種類は6,000種、9,000種ともいわれており、まだまだ研究されていないものも多いとのことです。

きのこは栄養の取り方が種類によって異なり、木の根っこから生えるもの、土の中にある有機物(木片など)から生えるもの、落ち葉などから生えるものなど様々あるそうです。

 

きのこの食品利用方法や毒きのこの注意点などを教えていただき、実際にサンプルとして様々なきのこも見せていただきました。

学生たちにとって食品加工の原材料となるものの特性を学べる経験となりました

 

松本 則行 様ありがとうございました!


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