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【授業紹介】中条小学校6年生へ食品ロスについてインタビュー(基礎ゼミⅡ)

2年次必修授業『基礎ゼミⅡ』では地域のフィールドワークやグループワークを通して、議論の方法やプレゼンテーションの基礎技術を身につけ、2年次以降の専門領域・専門科目を主体的に学習していく上で必要なスキルを高めていきます。

フードコース 横向 慶子教授のゼミでは学校給食の食品ロスについて調査することを目的に胎内市内の小中学校にアクセスして、インタビューやアンケートをお願いしています。

7月末には、発表報告会がありますので、集計結果などをまとめた発表をする予定です。

 

給食センターや市役所へも訪問し、食品ロスの現状をお聞きした上で、胎内小学校、中条小学校、築地小学校、中条中学校、乙中学校の児童・生徒と保護者を対象にアンケートをお願いし快諾いただけました。

その中でも、中条小学校の松原校長先生のご発案で、是非とも、アンケート形式ではなく直接ヒアリングをしてはいかがかと、ご提案いただきました。

突然の話に、戸惑いましたが、2年生の北川絢華さんと岩下航太朗さんは、相談し、翌週の候補日をお伝えしたらとんとん拍子にうまく話が繋がり、6月20日の朝、9時から20分づつ、6年生の二クラスに、食品ロスについてヒアリングすることができました。

児童の皆さんは国語の時間で食品ロス問題をはじめ環境問題について勉強されていたようで、タイムリーな話題で熱心に聞いて下さいました。

北川さん、岩下さんもクイズを交えながら食品ロスについて児童たちに分かりやすくお話してくださいました。

例えば、食品ロスとなる、一人当たりの残す量の平均が40gということから、実際に40gの重さをコンビニお菓子1袋で体験してもらいました。

児童の皆さんからは「意外と少ない!」「これぐらいなら食べられそう!」という声があがっていました。

 

そして保護者のアンケート用紙について説明し、皆さんに持ち帰っていただき、1週間後に学校の担任の先生に提出してくださいと直接お願いすることも、校長先生の発案どおりでした。

28日現在、保護者アンケートも回収させていただき、結果をまとめているところだと聞いています。
どんな発表内容になるか、今から楽しみです。


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