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【授業紹介】味噌仕込み&グループワーク発表<食料産業基礎演習>Vol.2

1年次後期必修科目『食料産業基礎演習』では、前期開講の『食料産業基礎実習』で学んだ知識を活かし、演習を通して、社会や消費者のニーズに対応した製造の企画や開発に関する基礎的な知識やスキルを修得します。

12/20(金)の授業では前週12/13(金)の味噌仕込みにて大豆を煮る時間で行ったグループワークの発表を実施!
味噌仕込みの様子はこちら




今回の発表は10/27(日)に開催された『胎内いいもんマルシェ』にて学生達がおこなった来場者調査をもとに、『食料産業基礎実習/演習での学びに基づいた商品・サービス等の提案』と題し、1年間の集大成として新商品・新サービスを考えます。
調査をもとにイタリア野菜の認知度や米粉の需要、消費量などを分析。その結果から仮説を立て、最終目標、対象を絞り商品を提案。

米粉】をテーマにした発表では、米粉うどんを新潟の郷土料理「のっぺい汁」とコラボさせ地元民への親しみやすさを強みとしたグループや、「チャトパテ」と呼ばれるネパールの菓子やインドの団子菓子「ラッドゥ」などを提案し、さらに留学生や技能実習生が気兼ねなく楽しめるようハラル認証取得を目指すグループもあり、各グループで工夫を凝らした提案をしてくれました。
一方、【イタリア野菜】をテーマにしたグループはイタリア野菜の知名度向上のためふるさと納税の返礼品への出品の提案に加え、他の地域活性化事業とコラボしたイタリア野菜体験ツアーを企画し、地域活性化を図る発表などがありました。
また、食品ロス削減への貢献を目的とし、イタリア野菜の端材を使った乾燥野菜の販売を考えたグループも。パッケージには調理方法などを記載しイタリア野菜を知ってもらう仕掛けが施された提案でした。

さらに【米粉】と【イタリア野菜】の両方を使った提案もありました。イタリア野菜を使ったジェラートのカップやスプーンに米粉を使用したものを合わせ、すべて胎内市産の地域密着型の商品販売を提案するグループもありました。
学生の若い世代の目線を生かしたSNSを駆使した宣伝方法を行ったり、他商品との差別化を考えたりなどと販売戦略にも他授業の学びが活かされていた発表でした。







発表テーマ一覧は下記の通り。
・米粉を使った新商品
・胎内いいもんマルシェで米粉の認知度を高めるための米粉販売
・米粉を使った冷凍食品
・日本と海外の米粉加工品コラボレーション
・米粉のカラフルな饅頭
・米粉スイーツ
・胎内を詰め込んだこだわりのスイーツ紹介
・イタリア野菜を胎内市の“ふるさと納税返礼品”に出品する
・イタリア野菜のおつまみと胎内高原ワインのセット販売
・食品ロスをなくそう!
・イタリア野菜を使った料理
・イタリア野菜を使った「イタリアンハーブカレー」
・イタリア野菜推進プロジェクト
・形の悪いイタリア野菜を使ったスムージー
・イタリア野菜のスープの実演販売
・ウキウキ!胎内×イタリア野菜計画

1年間の学びを活かした発表を聞くことができました!


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