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【自転車競技部】全日本自転車競技選手権大会で青木光琉選手が8位入賞!

第93回全日本自転車競技選手権大会が静岡県伊豆市の伊豆ベロドロームにて開催されました。この大会は、オリンピック代表選手、日本ナショナルチーム、プロの自転車競技選手、社会人、学生等から選抜推薦を受けた者だけが出場できる日本最高峰のレースです。
3日目の9月8日(日)に、ケイリンに食料産業学科2年青木光琉選手が出場し、8位に入賞しました。
以下、青木選手のレポートです。


1試合目ケイリン予選に向かう青木選手

今大会は、大阪府自転車競技連盟の理事からの推薦により参加資格を得ました。2023年全日本大学対抗選手権自転車競技大会トラック(インカレ)でケイリン8位入賞と2022年第91回全日本自転車競技選手権でジュニアケイリン2位の成績が評価されたものです。

1試合目のケイリン予選では、3周逃げを決行しましたが、ラスト半周で捲られ3着(1選手降格により2着に繰り上がり)となり、敗者復活戦へまわりました。


準決勝で日本ナショナルチームと全日本チャンピオンから3周逃げを図る青木選手


準決勝の残り半周で追いつかれてしまった青木選手



2試合目の敗者復活戦では、強豪大学の選手がいるなか、前待ちからの捲りで1着ゴール。準決勝へ進出することができました。

3試合目の準決勝では、トップクラスの競輪選手や1km TT全日本チャンピオンがいるなか、3周逃げを決行したものの、予選同様残り半周で捲られて惨敗。7~12位決定戦にまわることになりました。残り1周半時点で40m程離れていたにも関わらず、残り半周で抜かれてしまい、ナショナルチームの速さを体感することができました。ただ、今持てる最大限の戦いをし、悔いのない準決勝でした。
最終試合の、7〜12位決定戦では、競輪選手を中心に自分より強い選手が揃っていました。前待ちでうまく立ち回ることができて、2着でゴールして、全日本8位入賞という目標を達成することができました。


オリンピアン(ヘルメットは日の丸JAPAN)と並走する青木選手

【青木選手のコメント】

今シーズンは、さまざまな試合で降格や失格により、苦い経験をしてきました。反則を犯さないように気をつけることと、事前に立てた作戦をしっかりと実行できたことで、今回の結果に結びついたと思います。
私の200mハロンの公式タイムは、昨年の10月12日鹿児島国体での10.946秒でした。今年の6月前半から8月のインカレに向けて中井琢コーチのメニューを100%こなした結果、8月12日の合宿で10.66秒と、たった2ヶ月で約0.3秒もタイムが縮まり、捲る足がつきました。
今回は、山口監督のサポートとホルダーのおかげで入賞することができました。お忙しい中ありがとうございました。
また、アテンダントとしてサポートしてくれた、母にも感謝しています。
これからも来年に向けて非妥協で取り組みます。

執筆: 青木光琉(食料産業学科2年)


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