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冨士美園株式会社様による村上茶体験学習ツアーを実施!

6/7(土)、北限の茶処として知られる、村上市にある冨士美園株式会社様を訪問し、村上茶について体験学習を行いました。
当日は、有志の学生12名と高大連携活動の一環として、村上中等教育学校の生徒様6名、日本生物教育会に所属する3名の高校教諭が参加し、村上市の冨士美園株式会社 代表取締役 飯島 剛志様のご案内で実証茶園の見学・製茶工場の見学、お茶の淹れ方講座に参加!



■実証茶園で茶摘み体験!

体験学習のスタートは実証茶園での茶摘み体験から。
短い時間でしたが摘み方を教えてもらった参加者は新芽を見つけて楽しそうに摘んでいる様子が見られました。





茶摘み後の質問タイムでは、「お茶の木にあげる肥料は?」「摘んでない葉はどうするのか?」など栽培についての質問がありました。
天ぷらにしたり、刻んで卵焼きに入れたりご飯にかけたりすると美味しいそうです!





■お茶づくりのポイントは!?荒茶工場を見学!

茶摘みの後は荒茶工場を見学。
収穫された葉は酸化発酵を防ぐため、新鮮な空気を断続的に送り最適な状態のまま保存されます。ボイラーで蒸した後は葉を“揉み”ながら乾燥させます。この“揉む”ことがポイントで、そうすることで葉の水分含有率を70-80%から約5%まで減少させます。
また、発酵茶である紅茶の加工方法も教えていただき、緑茶の製法との違いを学びました!





■好みの淹れ方は?お茶の淹れ方講座

最後に冨士美園の店舗にてお茶の淹れ方講座を実施。飯島社長にお茶を淹れていただき、一煎目と二煎目の違いを感じました。煎茶はお湯が熱すぎると渋みが出るので70~80℃くらいで淹れるとうま味と渋味のバランスが良く出るそう。
実際に自分で体験してみることで実践的に学ぶことができました!



<学生の感想>
・とても楽しかったです!難しいと思っていた茶摘みも簡単で見分け方もすぐ理解できました。
・お茶を振舞っていただいた時、1回目と2回目で全く味も香りも違って入れ方の違いの奥深さを感じることが出来ました。
・お茶の製造工場や、畑から製品化までを担う一部分を見学することができてとても良かったです。お茶の製造過程で、緑茶と烏龍茶、紅茶では製造中の匂いが違うことや、お茶を淹れる時のコツを教えていただけて自分も実践してみたいと感じました。
・今日の活動を通してお茶への理解が深まりました。お茶の製造工程についてあまり考えたことがなく分からないことも多かったが今回の見学を通してさまざまなことを学びました。今回のように参加しなければ実際に使っている機械を見ることはなかったと思うのですごく貴重な経験ができたと思います。
・これまで急須を使ったことがなかったが急須で淹れたお茶を試飲させていただいて淹れてみたいと思いました。


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