甲斐 慎一

Shinichi Kai
教授

学位 博士(農学) 新潟大学 2017年取得
担当科目 生物学の基礎、化学の基礎、基礎ゼミⅠ
専門分野 栄養飼養学
研究テーマ
  • 筋肉カルノシン・アンセリン量調節メカニズムの解明
  • 食餌性因子による筋肉での遺伝子発現解析・メタボローム解析
  • 飼料による食肉の高品質化に関する研究

高校生へのメッセージ

皆さんこんにちは。このページをご覧の方は、大学進学を考えている方が多いかと思います。「こんな勉強役に立つの?」もしかすると、こんな思いを持ちつつ勉学に励んでいる方も多いのかもしれません。私もその1人でした。

そんな私は、今は大学で研究に携わっています。その日常では、mRNAの転写、代謝(生体内での化学反応)、リボソーム、タンパク質、酸化・還元といった用語があふれ、それを数学的に統計解析したり、英語で発表したりします。これって高校での勉強がベースになっていませんか?

大学とは、高校までの勉強を基に、「なぜ?」を追求する場所のように思います。私の「なぜ?」は、食餌による筋肉の成分の調節です。えさの一部の成分の違うだけなのに、なぜこんなにも筋肉で変化が起こるのか。生物とは、とても不思議なものです。

そんな「なぜ?」を感じた事が無い方、是非とも本学のオープンキャンパスへお越しください。「食」に関するスペシャリストである教員たちが、実に魅力的な「なぜ?」を紹介いたします。

企業へのメッセージ

飼料(特にアミノ酸)による食肉の高品質化をテーマに研究を行っております。特に注目しているのは、カルノシン、アンセリン(イミダゾールジペプチドとも呼ばれています)といった機能性ジペプチドで、飼料因子によるこれらジペプチドの筋肉における調節機構の解明が主な目的です。これらジペプチドを効率的に増加させることができれば、食肉への機能性の付与による高付加価値が期待されます。また、食肉の品質の評価(呈味、物性など)もお手伝いできるかと思います。

飼料による食肉の高品質化に寄与するのは、飼料のアミノ酸や、様々な飼料原料でしょうか。または、動物に給餌するタイミングや期間も関係しているのでしょうか。遺伝子発現解析やメタボローム解析といった分子生物学な視点から、飼養試験や食肉の品質評価に至るまで、お気軽にご相談いただければと存じます。