吉井 洋一

吉井 洋一

Youichi Yoshii

教授

学位 博士(農学)
専門分野 食品製造学、食品科学、デンプン科学
研究テーマ
  • 米の加工利用に関する研究
  • QOL向上に貢献できる食品の開発
  • 食品の品質保持に関する研究
  • 未利用資源からの有価物の回収と食品素材化に関する研究

高校生へのメッセージ


人間にとって食品は生きるために不可欠なものです。皆さんが大好きなチョコレートに始まり一度は食べたことがあるカップラーメンまで現代の私たちの周りには多種多様な加工食品があり、豊かな食生活を支えています。これらの加工食品はどのような技術を用いて製造されているか知っていますか。毎日食べているご飯を例にすると、まず玄米から米ぬかを取り除く「搗精」という操作を経て精白米とし、これを「水漬け」「加熱(炊飯)」「蒸らし」といった操作を行ってご飯となります。このように農産物などの原料を食品に加工するためには、安全性の確保も含めて数多くの技術や操作が不可欠です。
こんな食品があったらいいな、皆に食べてもらうためにはどのように加工すればよいのか等を一緒に考えてみましょう。


企業へのメッセージ


食品製造には安全も含めて「高品質」かつ「低コスト」といった相反する価値が求められています。さらに近年では、食品を巡ってはフードロスの削減も強く意識されるなど食品に求められる価値が多様かつ高度化するにつれ、周辺分野の知識も取り入れることが必要となってきています。食品の加工方法は加熱方法だけでも火を用いる単純な方法から電子レンジなどを用いる高周波加熱まで非常に多岐にわたり目的によって使い分けされています。原料の特性や製品の形態に応じた最適な製造法を研究してみたいと思いませんか?原料及び食品の品質評価・管理から新しい加工技術の開発まで対応できる人材の育成を通じて学外の皆様と連携を深めていきたいと考えております。アイデア出しから相談まで本学に蓄積された知識や経験を活用ください。






報告書
  1. 吉井洋一,分担(責任著者),受託研究,研究成果報告書,2022-2023
  2. 吉井洋一,分担(責任著者),受託研究.研究総説.2018(研究代表者)
所属学会
  1. 所属学会
    日本農芸化学会、日本食品科学工学会
社会活動
  1. 社会活動への参加・協力(参加・協力先名称/活動内容/役割/対象者/活動地域/活動日数)
    ・JA 胎内/胎内市産紅はるかの品質評価/紅はるか生産者/胎内市/26
    ・たいない特産品研究会/ドライトマト加工試験/胎内市,JA 胎内市/胎内市/6
    ・住商フーズ株式会社/新新4 元豚開発プロジェクト/相談対応/住商フーズ株式会社/1

  2. 法人及び職能団体(各協会,士会等)の役職
    新潟県食品技術研究会 副会長
その他の教育研究活動
  1. 官庁や企業等からの外部資金獲得状況
    〔共同研究,民間グラント等〕
    ・2022,受託研究,えんだま産地化推進事業食味分析,代表者(新規)
学内委員会活動
  個人情報等保護委員会(委員長),社会連携推進委員会(委員)