金子 孝一

Koichi Kaneko
教授

学位 博士(学術) 信州大学 2003年取得
専門分野 感性工学、経営学、厨房、事業開発
研究テーマ
  • 働き方改革に関する生産性課題(プレゼンティーイズム)について
  • 顧客満足にかかわる感性要因について
  • 料飲需要の分析とAIなどIOT応用について
  • 設備などバックヤードのプラットホームと業態運営効率について

高校生へのメッセージ

サービス産業などの事業実現可能性を探ったり、どのような事業コンセプト(業態やビジネスモデルなど)が適切かを判断するには、事業環境分析が避けられません。その一般手法はMBAなどで教えられてはいますが、消費者行動に関わる需要分析(デマンドアナリシス)に関しては研究も少なく、これらを実学研究の一環としています。
農「つくる」の技術や食「食べる」の科学を知り、「つくる・食べる」の事業展開を企画・開発できるマトリックス型人材こそが、食に関わるジェネラリストです。食のコンテンツは食のメッセージで、これを新潟という地域だけでなく、我が国全体に、そして世界へ向けて企画・開発する仕事を目指してみませんか。「食」コンテンツは強力な強みです。是非、広告やメディア業界、既存事業の新事業開発分野、そしてふるさと名物や観光開発に活かしてみませんか?新たな時代を担う皆さんを、是非応援したく思います。

企業へのメッセージ

1980年代からの国内外の外食・給食、複合商業施設(韓国COEX・ユニバーサルスタジオジャパンの料飲計画、厨房計画等)等、プロジェクト実績を数多く持つので、感性工学からのマーケティング技術やサービス関連事業の新事業化(例えば、働き方改革に関連するAI応用の最前線など)を研究対象にしています。
また、ここ10年は経産省の地域資源活用事業・農商工等連携事業・創業支援等の評価委員を務め、数多くの実践事例に触れているので、マーケ・ブランディング等、様々なアドバイスにお手伝いができます。また、アドバイスのできる対象事業の中でも、サービスマネジメントの難しいホスピタリティ関連事業は、研究対象事業でもあります。直近では、宮城県商店街振興組合連合会や仙台市の委託調査・研究事業「商店街活性化推進」にて、来街者調査、商店街イメージ調査等の報告を行っています。