高力 美由紀
Miyuki Koriki
コース長 教授
学位 |
国際学修士 広島大学 1989年取得 |
専門分野 |
フード&フードサービスビジネス、流通、マーケティング |
研究テーマ |
- フードビジネスにおける顧客価値創造、地域の食資源の活用と農商工連携
- フードビジネスにおける新しいコミュニティ形成
- 「美食地政学」に基づくビジネス・サプライチェーン
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高校生へのメッセージ
皆さん、ビジネスって何でしょうか?社会人の方はこう答えます。「利益を生むこと」です、と。その通りです。では利益を生むためにはどうすればよいのでしょうか?「多くの商品を売ること」です、と。その通りです。では、多くの商品を売るためにはどうすればよいのでしょうか? ある意味簡単です。多くの人々に、「それ欲しい!」と思ってもらい、「買いたい!」「買えた!」「すっごく良かった!」「もう一度買いたい!」「もっと買いたい!」、そういう商品やサービスを提供し続ければよいのです。 フードビジネスは、「食」を取り巻くあらゆるビジネスについて考えていきます。実際に企業の方々に、自分たちで考えた商品やサービス、プロモーション戦略などを「勝手に提案」してみませんか。ビジネスの難しさ、面白さを一緒に体感していきたいですね。
企業へのメッセージ
研究対象は食に関わる全てのビジネスですが、その中でも、フードサービスビジネス(外食・中食)を軸に、食と農の連携、食に関する新しいビジネスについての研究等に取り組んできました。 その中で、地元のいちごを使ったワインの製品化や水産加工品のブランディングに関わる提案など、農業生産者や中小食品加工企業や技術センターの方と一緒に新製品の開発を行い、流通企業を巻き込み新しい販路開拓などにも携わってきました。 さらに、学生とともに、地元のお菓子メーカー、大手ファストフードや飲料メーカーなど様々なフードビジネス企業に商品やサービス、プロモーション戦略等を提案し、学生と企業のコラボレーション企画などを実現してまいりました。 様々な生産者や企業の方々と協働して、既存のビジネスを活性化し新しいビジネスを構築する「実現可能」なプランを創造し、日本国内にとどまらず、世界の「食」に関わっていくことも視野に入れていきたいと考えております。
業績等
著書 |
- 高力美由紀、他.共著.'FARM-TO-TABLE' ENGLISH: ESSENTIALS OF AGRO-FOOD SCIENCE IN ENGLISH.教科書.株式会社 DTP出版.2023.3(発刊済)
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論文 |
- 高力美由紀.筆頭.震災復興における「ビジネス・プラットフォーム」の形成.研究論文集「地域活性研究」.2019(2020.3.);12:83-92(原著論文)(発刊済)
- 高力美由紀.筆頭.新潟食料農業大学における食のジェネラリスト育成への挑戦.日本フードサービス学会会報.2019;41:10-12(総説・解説)(発刊済)
- 高力美由紀.総説.株式会社仙台商産 代表取締役会長/株式会社仙台水産 取締役相談役 島貫 文好 氏に聞く『食文化提供企業としての役割と日本の魚食の未来』.日本フードサービス学会会報(学会誌).2020;3-7(発刊済)
- 有馬晶弘、藤原正樹、高力美由紀.原著論文.エクイティ文化とICTによる大規模災害被災地中小企業の支援の可能性.経営情報学会 全国研究発表大会要旨集.2020;249-252(発刊済み)
- 高力美由紀.書評.書籍紹介2『フードバリューチェーンが変える日本農業』(大泉一貫著).日本フードサービス学会 会報(学会誌).2020;9-9(発刊済)
- 高力美由紀.原著論文.秋保ワイナリーにおける「テロワージュ東北」の挑戦.2021日本建築学会農村計画部門 研究協議会資料『東日本大震災復興から見える一次産業の持続モデル』(日本建築学会).2021;34-36(単著)(発刊済)
- 高力美由紀.原著論文.「コロナ禍」における外食企業のマネジメントの実態と今後の展望-企業の取り組み事例を通して-.日本フードサービス学会年報 27号.2023;22-23(単著)(出版済)
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学会等研究発 |
- 高力美由紀.「震災復興ビジネス・プラットフォームの現状と展望」日本地域政策学会東北支部大会・おきたま地域未来フォーラム(合同フォーラム)(山形県・米沢市),2019.3.14(一般発表)
- 高力美由紀.震災復興における「ビジネス・プラットフォーム」の形成.地域活性学会第 11 回研究大会(長崎県大村市),2019.9.14.~15.(一般発表)
- 有馬晶弘、藤原正樹、高力美由紀.エクイティ文化とICTによる大規模災害被災地中小企業の支援の可能性.経営情報学会(WEB),2020.11.7~11.8(一般発表)
- 高力美由紀.東日本大震災被災地「食」企業の復興の現状と課題―宮城県におけるワイナリーの取り組み事例から.地域活性学会東日本大震災後10年記念大会(オンライン),2021.5.23(一般発表(口述・ポスター))
- 高力美由紀.コロナ禍における外食企業のマネジメントの実態と今後の展望―企業の取り組み事例を通して―.日本フードサービス学会助成研究中間報告会(東京),2022.3.28(一般発表(口述・ポスター))
- 高力美由紀.大学における外食産業関連科目の展開.令和3年度 観光外食女性活躍推進研究 発表会(オンライン),2021.12.14(招待講演)
- 高力美由紀.コロナ禍における外食企業のマネジメントの実態と今後の展望.日本フードサービス学会 第27回年次大会(オンライン).2022.10.8(一般発表(口述・ポスター))
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所属学会 |
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所属学会
日本フードサービス学会,地域活性学会,日本地域政策学会,日本マーケティング学会,日本フードシステム学会,日本感性工学会,東北農業経済学会
- 学会,学術団体等でのその他の活動
・日本フードサービス学会,論文査読,査読者,2020.9 .4 - ・日本フードサービス学会,論文査読,査読者,2020.10.27
・日本フードサービス学会,編集委員会,委員,2020.4 ~ ・日本フードサービス学会/編集委員/2021.4~ ・地域活性学会/論文査読/2021.12.29 ・日本フードサービス学会/編集委員会/委員/2022.4~9
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社会活動 |
- 公開講座・講演会等
・夢ナビTALK,講義内容掲載(WEB掲載),講師,高校生他,2019 ・住商フーズ株式会社連携協定締結後キックオフ研修,「食とマーケティングと外食・中食・内食」(オンライン),講師,住商フーズ社員,2022
- TV 出演,ラジオ出演,新聞掲載,一般雑誌掲載等
・UX「スーパーJ にいがた」(ローカル枠),「平成 30 年を振り返る~新潟食のブーム~」,2019 .5.22
- 社会活動への参加・協力(団体・協会名,活動内容や役割,対象者,開催都市名,活動年月日または協力期間)
・日本フードサービス協会,元協会会長を授業内講師として招聘,学生対象,2019.11
- 公的機関(官公庁等)の審議会,委員会等の名称と役職
・横浜市中央卸売市場開設運営協議会 委員,横浜市中央卸売市場青果部市場取引委員会 副委員長,山形県農業普及活動外部評価委員会 委員
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その他の教育研究活 |
- 外部資金(科学研究費等)の受入研究費の内容
〔科学研究費〕 ・2017 年度,科研費/基盤研究(C),エクイティ文化に基づく東北復興ビジネス・プラットフォームの構想と実現に関する研究,研究分担者(継続) 〔共同研究、民間グラント等〕 ・2021年度,本フードサービス学会研究助成,「コロナ禍における外食企業のマネジメントの実態と今後の展望―企業の取り組み事例を通して,代表者(新規) ・2021年度,本フードサービス学会研究助成,「コロナ禍における外食企業のマネジメントの実態と今後の展望―企業の取り組み事例を通して,代表者(継続)
- 学内部活動の実績
・ビジネスコンテスト,外食インカレ 2018,東京(指導) ・ビジネスコンテスト,「にいがた食と農の未来」学生ビジョンコンテスト,入賞(2 組),新潟,2022.11.5 (指導)
- 教育機関(他大学や短大,高校など)における学外兼務講師等
・小須戸中学校,食の講演会,2022.12.21
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学内委員会活動 |
社会連携推進委員会(委員長),危機管理委員会,将来計画機構運営委員会,教学マネジメント推進センター運営委員会,自己点検・評価委員会
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